鶏もも肉を食べてダイエット!栄養素や痩せる理由を徹底解説!

鶏もも肉を食べてダイエット!栄養素や痩せる理由を徹底解説!

あなたは鶏むね肉がダイエットに効果的というのを聞いたことはありませんか?

鶏むね肉はダイエット中に大切なタンパク質が豊富に含まれています。

さらには低カロリーでヘルシーであり、鶏むね肉はまさにダイエットの為の食材と言っても過言でありません。

ですが、実は鶏むね肉だけでなく、鶏もも肉もダイエットに効果的なんです!

今回は鶏もも肉の栄養素や鶏もも肉を食べると痩せる理由、鶏もも肉を使った人気のダイエットレシピをご紹介させて頂きます!

この記事を読むとこんなことがわかる!

・鶏もも肉の栄養素やカロリーがわかる!

・鶏もも肉がダイエットに効果的な理由がわかる!

・鶏もも肉を使った人気ダイエットレシピがわかる!

・鶏もも肉を活用したダイエット方法がわかる!

鶏もも肉の栄養素を知ろう

まずは鶏もも肉の栄養素について見ていきましょう

今回は鶏もも肉の皮付きと、鶏もも肉の皮なしで栄養素を比較しています。

栄養素出典:カロリーSlism

鶏もも肉(皮付き)▼

鶏もも肉(皮なし)▼

鶏もも肉の皮付きは、鶏むね肉と比較すると脂質が少し多く、その分カロリーも少し高くなります。

ですが、鶏もも肉はダイエットに大切なタンパク質が豊富に含まれており、100gあたりのカロリーもめちゃくちゃに高いわけではないのでダイエットに最適です。

脂質やカロリーが気になるようであれば、皮をはがすことで、100gあたりのカロリーやタンパク質の量は鶏むね肉と変わらないヘルシーな食材となります。

鶏むね肉がダイエットに効果的とわかっていても、同じ食材だけだと飽きてしまうもの…

そういう時は鶏もも肉を食べてみるのはいかがでしょうか?

鶏もも肉が痩せる理由

①低カロリーでヘルシー

鶏もも肉は、鶏むね肉と比較すると少し脂質は多くなりカロリーが高くなりますが、基本的には低カロリーでヘルシーな食材のため、ダイエットに効果的です。

鶏もも肉(皮付き)で100gあたり190kcal、鶏もも肉(皮なし)に至っては100gあたり113kcalですので、ダイエット中の食事としてはかなり優秀と言えます。

ダイエット中は1日の消費カロリーに対して、1日の摂取カロリーを少なくする必要があります。

1日の摂取カロリーを少なくするためには、カロリーが低い食べ物を優先的に食べる必要があり、そんな時に鶏もも肉が大活躍するのです。

摂取カロリーは抑えつつ、食事の満足感も得ることが出来る鶏もも肉は、ダイエット中に最高の食材のひとつと言えます。

②タンパク質が豊富に含まれている

ダイエットを成功させるためには、食事からタンパク質を摂取する事が重要です。

ダイエット中にタンパク質を摂取することで、以下のような効果が期待できます。

・筋肉量の維持、増加

・消費エネルギーの増加

・食欲の抑制効果

・体脂肪の燃焼の促進

・血糖値の急上昇の抑制

鶏むね肉と比較すると、鶏もも肉のタンパク質の含有量は少なくなりますが、それでも十分の量のタンパク質を含む食材です。

鶏もも肉(皮付き)は100gあたり16.6g、鶏もも肉(皮なし)であれば100gあたり19.0gのタンパク質を摂取することが出来ます。

公益財団法人長寿科学振興財団によると、1日に必要なタンパク質の最低値は概ね50~65gとされており、鶏もも肉を100g食べるだけで、1日に必要なタンパク質の三分の一程度を補うことが可能です。

出典:公益財団法人長寿科学振興財団

また、タンパク質は食事誘発性熱産生(Thermic Effect of Food、TEF)の効果が高く、タンパク質を多く摂取した場合、エネルギーの消費量が多くなります。

食事誘発性熱産生(Thermic Effect of Food、TEF)とは

食事誘発性熱産生(Thermic Effect of Food、TEF)とは、食事を消化・吸収・代謝する過程で体内で発生するエネルギーのことを指します。

食事を摂取した後、その消化や吸収によってエネルギーが消費されるため、カロリーを消費する一因となります。

食事をした後に身体が暖かくなるのは、この食事誘発性熱産生の効果によるものです。

通常、糖質は約6%、脂質は約4%が食事誘発性熱産生によりエネルギー消費されるのに対して、タンパク質はなんと約30%が食事誘発性熱産生によりエネルギー消費されます。

つまり、同じ摂取カロリーでも、糖質や脂質が多いものばかりを食べている人と、タンパク質が多いものを食べている人を比較すると、タンパク質の多いものを食べている人の方が、消費エネルギーが多くなるという事です。

鶏もも肉は豊富にタンパク質が含まれているため、それらの効果を存分に得ることが出来ます。

鶏もも肉はダイエットに、間違いなく必須の食材でしょう!

③タンパク質の【質】が良い

鶏もも肉に含まれているタンパク質はとても質が良く、ダイエット中のタンパク質源として最適です。

このタンパク質の質とは、アミノ酸スコアで判断されます。

アミノ酸スコアとは?

アミノ酸スコアとは、その食品のタンパク質の品質を評価するための指標です。

アミノ酸スコアが100に近いほどその食品のタンパク質は必須アミノ酸のバランスが良く、人間の必要とするアミノ酸をしっかりと補給できることになります。

鶏もも肉のアミノ酸スコアはなんと100!

鶏もも肉に含まれるタンパク質は、人間に必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれた、【質】の高いタンパク質なのです。

食品別アミノ酸スコアの一例

動物性のタンパク質はアミノ酸スコアが高く、植物性のタンパク質はアミノ酸スコアが低い

出典:森永製菓株式会社

④ビタミンB群が豊富

鶏もも肉にはビタミンB群が豊富に含まれており、ビタミンB群はダイエットを手助けする効果があります。

ビタミンB群は主に糖質、脂質、タンパク質などの栄養素をエネルギーに変換する際に必要な補酵素として働く栄養素です。

つまり、食べ物から摂取したエネルギーを、体内で効率的に利用するために必要不可欠なビタミン群と言えます。

ビタミンB群が不足すると、代謝が低下し痩せにくい身体になってしまうので注意が必要です。

特に鶏もも肉には、ビタミンB6とナイアシンが多く含まれています。

・ビタミンB6

 タンパク質の代謝を手助けし、効率的な身体作りをサポートする。

・ナイアシン

糖質、タンパク質、脂質のエネルギー代謝を助ける。体の機能を正常に働かせるために重要な役割を果たしている。

⑤イミダゾールペプチドがすごい

鶏肉にはイミダゾールペプチドという、特別な栄養素が豊富に含まれていますが、鶏もも肉にもこの栄養素が含まれています。

イミダゾールペプチドとは、ペプチドの一種であり、疲労物質である活性酸素を除去する効果があるとされる抗酸化物質です。

※ペプチドとは…ペプチドとはアミノ酸が複数結合した状態の事。タンパク質と比べて分子量が小さく、吸収されやすい。

イミダゾールペプチドは身体の疲労の回復や、脳疲労の回復に効果があります。

人が疲労を回復させるためには、イミダゾールペプチドが1日約200mg必要です。

鶏もも肉にもイミダゾールペプチドが含まれていますが、含有量は鶏むね肉の方が多いので、イミダゾールペプチドをたくさん摂取して効果を得たい人は、鶏もも肉よりも鶏むね肉を食べましょう。

ダイエット中は摂取カロリーが少なくなることや、好きな食べ物を制限するため、ストレスによって心身共に疲労しやすくなります。

鶏もも肉などの鶏肉に含まれているイミダゾールペプチドを摂取し、疲労を回復すればダイエット成功間違いなしです!

⑥美容や健康にも効果アリ

なんと鶏もも肉はダイエットだけでなく、美容にも効果的な食材です!

鶏もも肉に含まれている栄養素であるタンパク質は、筋肉を成長させる手助けだけでなく、肌や髪の毛、爪などのターンオーバー時にも必要となります。

また、鶏もも肉の皮は、美容に効果的な栄養素であるコラーゲンが豊富です。

コラーゲンは肌に弾力を与えたり、肌のうるおいを保持する機能を助けます。

また、コラーゲンは骨や関節、靭帯などを形成する主成分であり、身体を健康に保つためにも重要な成分です。

鶏もも肉を食べることで、外見も中身も健康で美しくなりましょう!

⑦鶏むね肉よりも食べやすい

鶏むね肉って少しパサパサしていて食べにくい印象はありませんか?

それに比べて鶏もも肉はとってもジューシー!

鶏もも肉の魅力は何といっても、その食べやすさです。

ダイエット中は好きなものや、食べたいものを我慢するシーンも多く、ストレスが溜まりやすくなります。

そんな時は無理して食べにくい鶏むね肉を食べるのではなく、鶏もも肉のような食べやすい食材をチョイスするのもダイエットを成功させるポイントです。

ただし、鶏もも肉は鶏むね肉よりも皮が多く、そのまま食べるとカロリーが高くなりすぎてしまう事があります。

鶏もも肉の皮をはがしたり、皮にしっかりと熱を通し、余分な脂を落とすことで、カロリーを抑えることも可能です。

鶏もも肉を使った人気のダイエットレシピ

鶏もも肉のソテー

材料

  • 鶏もも肉 1枚
  • 塩 適量
  • こしょう 少々

1.鶏もも肉の皮や身の間にある黄色味がかった脂肪を取り除く。火が通りやすいように、身の部分に切れ込みを入れておく。

※カロリーを下げるなら、あらかじめ大きめの皮は取り除いておく。

2.両面に塩、こしょうをふり、5~10分程度置く。キッチンペーパーで余計な水分をふき取る。

3.あらかじめフライパンを熱しておき、鶏もも肉の皮目を下にしてフライパンに入れる。

※フライパンに油は引かないのでテフロン加工のフライパン推奨。

4.皮目が均等に焼けるように、フライ返しなどで鶏もも肉を軽くおさえながら、皮目がパリパリになるまで焼く。

※出てきた油はキッチンペーパーでふき取る。

5.皮目がパリパリに焼けたら、反対の面を焼き全体に火を通す。

鶏もも肉のソテーは、皮目にしっかりと火を通すことで余分な脂が落ち、カロリーを大幅にカットすることが出来ます。

レモンを絞ったり、照り焼き風、ネギ塩だれなど、味付けアレンジの幅も広いので、ダイエット中も飽きることなく食べることが出来るのが嬉しいメニューです♪

鶏むね肉と鶏もも肉はどっちの方が痩せる?

実際に鶏むね肉と鶏もも肉はどちらの方が痩せやすいのでしょうか?

栄養素だけで見ると鶏むね肉の方が痩せやすいです。

鶏むね肉と鶏もも肉では、鶏むね肉の方がカロリーが低くなります。

同じ100g(鶏むね肉、鶏もも肉ともに皮付き)でカロリーを比較すると、鶏むね肉が133kcal、鶏もも肉が190kcalと、鶏むね肉の方がヘルシーです。

また、タンパク質の含有量も鶏むね肉の方が多く、代謝を促し痩せやすくする効果が期待できます。

ダイエット中で鶏むね肉を美味しく続けられる人は、鶏むね肉の方が良いでしょう。

鶏むね肉の方が痩せやすいとは言え、鶏むね肉を食べ続けるのがしんどい人も多いはずです。

ダイエット中にストレスが溜まると痩せにくくなってしまいます。

鶏むね肉を食べ続けるのがしんどい人は、鶏もも肉に切り替えてみるのはいかがでしょうか?

ご紹介の通り、鶏もも肉でも十分に痩せる事が出来ます。

鶏もも肉は糖質制限ダイエットにも◎

鶏もも肉は糖質制限ダイエット中の食事にも最適です。

糖質制限ダイエットについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご一読ください。

糖質制限ダイエットを簡単に説明すると、食事から炭水化物(ご飯やパン、糖類など)を減らし、タンパク質、脂質の多い食事に切り替えるダイエット方法です。

糖質制限ダイエット中は炭水化物を減らし、タンパク質、脂質を増やす必要がありますが、鶏もも肉はタンパク質、脂質共に含まれています。

そのうえで、炭水化物は一切含まれていないので、糖質制限ダイエット中にオススメの食材です。

糖質制限ダイエットを行う際は、ぜひ鶏もも肉を取り入れてみてください。

鶏もも肉はダイエットに効果的!

今回は鶏もも肉を食べると痩せる理由や、栄養素、鶏もも肉を使用した人気ダイエットレシピなど、鶏もも肉について徹底的にご紹介させて頂きました!

鶏もも肉はダイエットに効果的な食材です。

ダイエット中に何を食べようかな?と迷われた際は、ぜひ鶏もも肉を取り入れてみてください。

鶏もも肉を食べて、理想のカラダを手に入れましょう!

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