糖質制限ダイエット中ってどんなものを食べたらいいんだろう…?
と思ったことはありませんか?
糖質制限ダイエットは食事から炭水化物をカットしていく必要があります。
日本人の食事はご飯やパンなどの炭水化物が中心です。
そのため、いざ炭水化物をカットするとなると、何を食べていいかわからなくなるという事があります。
そんな人にオススメなのがMEC食です!
今回は糖質制限ダイエットと相性が良い、MEC食についてご紹介させて頂きます。
・糖質制限ダイエットについて詳しくなれる!
・MEC食のメリット、デメリットがわかる!
・糖質制限とMEC食の関係がわかる!
・MEC食で痩せる理由がわかる!
糖質制限ダイエットとは?
糖質制限ダイエットについては以下の記事で詳しくご紹介しています。
まずはこちらの記事で糖質制限ダイエットの予備知識を身につけましょう!
糖質制限ダイエットとは普段の食事から炭水化物(糖質)を制限するダイエット方法です。
本来は糖尿病患者向けの食事療法でしたが、大手パーソナルトレーニングジムが食事指導に取り入れたことで、ダイエット方法として一躍有名になりました。
従来のダイエットのように細かいカロリー計算を必要とせず、主食であるご飯や、パン、お菓子などの炭水化物を避けるだけ痩せていくので簡単で分かりやすく、人気のあるダイエット方法です。
簡単で分かりやすいダイエット方法ではありますが、炭水化物は意外と様々な食材に含まれており、結局どれを食べれば正解なのかわからないという事も多々あります。
そんな時にオススメなのがMEC食です。
MEC食とは?
MEC食のMECとは肉(Meat)、卵(Egg)、チーズ(cheese)の頭文字から取ったものです。
つまり、MEC食とは肉、卵、チーズなどで食事を構成する食事方法になります。
MEC食だからと言って、肉、卵、チーズしか食べてはいけないわけではありません。
MEC食中に食べて良い食材は以下となります。
・肉
・魚介類
・卵
・乳製品
これらの食材を中心に食事を行うのが、MEC食です。
MEC食で食べて良い食材には、ほとんど炭水化物が含まれていません。
※乳製品には乳糖などの糖類が微量含まれていることがあります。
ですので、MEC食は糖質制限ダイエットにも取り入れられる食事方法になります。
MEC食のメリットは?
MEC食のメリットは以下です。
・食べるものが決まっているのでわかりやすい。
・MEC食にするだけで勝手に炭水化物の量を抑えられる。
・不足しがちなタンパク質を摂取できる。
・食事のボリュームがあり腹持ちが良い。
・血糖値の上昇を抑制することが出来る。
MEC食のデメリットは?
逆にMEC食のデメリットは以下です。
・食べられる食材に制限がかかる。
・栄養素に偏りが出る。
・脂質の摂取が増えるため胃もたれすることがある。
・食物繊維不足により便秘になることがある。
・食事の変化により体調を崩す場合がある。
MEC食を実践する時は、MEC食のメリット、デメリットを把握したうえで行いましょう。
糖質制限ダイエットとMEC食の関係は?
前述の通り、MEC食を食べることが出来る食材のほとんどは炭水化物が含まれない食材です。
糖質制限ダイエット中は炭水化物を抑制する必要があり、前述の通り炭水化物は様々な食材に含まれています。
そのため、糖質制限ダイエット中なのに知らず知らずに炭水化物を食べてしまっているという事があるので注意が必要です。
MEC食に切り替えれば、食事から炭水化物を摂取することがほとんどなくなるので、食材や食事に迷うことなく糖質制限ダイエットを続けることが出来ます。
ただし糖質制限ダイエット中にMEC食を取り入れる際は、以下の事に注意しましょう。
・摂取カロリーが高くなり過ぎないように注意
MEC食は炭水化物を摂取しない代わりに、タンパク質、脂質を多く摂取することになります。
その中でも特に脂質はカロリーが高く注意が必要です。
脂質を摂取し過ぎると1日の摂取カロリーが高くなり、痩せにくくなってしまいます。
また、1日の消費カロリーに対して摂取カロリーの方が上回ってしまうと、逆に太る原因になるので注意が必要です。
・摂取カロリーが低くなり過ぎないようにも注意
摂取カロリーが高くなり過ぎないように気をつける必要がありますが、逆に低くなり過ぎないように気をつけましょう。
摂取カロリーが基礎代謝よりも低くくなると、飢餓状態となり、体重が落ちなくなるだけでなく、体調不良の原因にもなります。
基礎代謝と飢餓状態
基礎代謝は、身体が安静時に消費するエネルギーの量を指します。つまり、何もしていなくても、生きていくために必要な最低限のエネルギーです。
生きていくために必要な最低限のエネルギーが摂取されていなければ、身体は命の危険を感じて飢餓状態になります。
飢餓状態になった身体は命を守ることを優先し、筋肉を分解したり、内臓の働きを抑制してエネルギーの消費量を抑えたり、出来るだけ体脂肪を消費しないように働くのです。
飢餓状態にならないためにも最低限のカロリーは摂取するようにしましょう。
MEC食の時は野菜は食べなくても大丈夫?
MEC食では基本的に野菜は食べません。
ダイエット=野菜の量を増やすようなイメージがあるかと思いますが、MEC食では野菜は基本的に食べず、肉類、魚介類、卵、乳製品などから必要な栄養素をすべて摂取します。
野菜や果物に多く含まれる食物繊維は、身体に吸収されないため必須な栄養素ではありません。
また、野菜に含まれている栄養素は上記の食材からも補うことが出るのです。
ですが、やはりMEC食では栄養素の偏りや、食物繊維の不足による便秘などが発生することもあります。
そうったことが気になる場合は、葉物の野菜などを取り入れても良いでしょう。
糖質の量を抑えるために、イモ類、穀物衣類、根菜類、果物は控えてください。
また、サプリメントで不足する栄養素を補う方法もあります。
身体に必要な栄養素が含まれているマルチビタミンやマルチミネラル、食物繊維はイヌリンやサイリウム(オオバコ)などのサプリメントで補うことが出来るので、こちらの方法もオススメです。
MEC食中でも栄養素の偏りが出ないように工夫してみてください。
糖質制限ダイエットでリバウンドしない方法!
MEC食で糖質制限ダイエットを続けていけば、体重は自然と落ちていきます。
ダイエット終了後に気をつけなければいけないのがリバウンドです。
特に糖質制限ダイエットはリバウンドしやすいダイエット方法と言われています。
糖質制限ダイエット終了後にリバウンドしない方法は以下の記事で詳しく解説しています。
糖質制限ダイエット終了後にリバウンドを防ぐためには以下のポイントが大切です。
・いきなり炭水化物の量を増やさない。
・摂取カロリーのコントロールを行う。
・ビタミンやミネラル、食物繊維を補う。
・筋トレや有酸素運動を行う。
上記の事に注意することで、糖質制限ダイエット終了後のリバウンドを防ぐことが出来ます。
糖質制限するならMEC食でもOK!
糖質制限ダイエットとMEC食はとても相性が良いのでオススメです!
ただでさえダイエット中は食事制限やカロリー制限があるので、食べるもので悩んでストレスを抱えてしまうとダイエット失敗の原因にもなります。
MEC食であれば食べられるものが限られるので、食事に悩むことがなく、食べるものを考えるというストレスがなくなるのが嬉しいですね。
ただし、前述の通りMEC食にはメリットだけでなくデメリットも存在します。
必ずMEC食のデメリットを理解したうえで、実践するようにしてみてください。
また、MEC食に切り替えて体調に違和感を感じた場合はすぐに中止し、通常の食事に戻すようにしましょう。
糖質制限ダイエットとMEC食の関係を正しく理解し、理想のカラダを手に入れてください!